【瑞鳳寺】

江戸時代初期の寛永14年(1637年)、仙台藩2代藩主・伊達忠宗によって、藩祖・伊達政宗廟「瑞鳳殿」が造営
された際に香華院として創建された

仙台藩から一門格の寺格を与えられ、経ケ峯に多くの末寺を持っていたが、明治維新期の廃仏毀釈の風潮や廃藩
置県による藩の後ろ盾の喪失によりことごとく廃寺となった。1926年(大正15年)に復興されたが、現在は
財団法人瑞鳳殿の管轄外となっている

境内には、高尾門や鐘楼、伊達忠宗寄進の梵鐘などのほか、殉死した家臣や、戊辰戦争および西南戦争での戦死者
らの墓がある。