【松任城】
松任範光が鎌倉時代初期に築城したと伝えられている。長享の時に鏑木繁常が松任城主となる。
1577年(天正5年)の手取川の戦いの際に上杉謙信が攻略して落城したとも、織田軍によって落城したともいわれる。
1580年(天正8年)に柴田勝家が松任城を落城させると、家臣徳山則秀が入城した。
賤ヶ岳の戦いの恩賞で1583年(天正11年)に前田利長に松任4万石を与えられ越前府中城より移った。
江戸時代に入って、一国一城令により廃城となる。
かつてはおかりや公園として利用されていたが、2010年に公園を整備して、名称を松任城址公園に改称した。