【功山寺】
功山寺は山口県下関市長府にある曹洞宗の寺院。長府毛利家の菩提寺。
仏殿は、善福院釈迦堂とともに鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、国宝の指定を受けている。
★歴史★
○嘉暦2年(1327年) 虚庵玄寂が臨済宗の長福寺として創建。
○正慶2年(1333年) 後醍醐天皇の勅願寺となる。
○建武3年(1336年) 足利尊氏から寺領が寄進される。
○文明8年(1476年) 大内政弘が復興する。
○弘治2年(1556年) 大内義長が境内で自害。
○慶長7年(1602年) 長府藩主・毛利秀元が金岡用兼を招聘し、笑山寺として再興。
○慶安3年(1650年) 功山寺に改名 。
○文久3年(1863年) 「七卿落ち」により、その内の5卿が滞在。高杉晋作が当寺で挙兵(功山寺決起)。