【会津武家屋敷】

戊辰戦争で消失した武家屋敷のうち、家老西郷頼母邸を復元した観光スポット。復元された西郷頼母邸は約400坪の
面積、35室におよぶ宏大な邸宅で昔をしのばせる。他にも旧中畑陣屋、茶室麟閣を再現した茶室領南庵や、坂本龍馬
を暗殺した張本人ではないかとされている佐々木只三郎の墓などがある。
ここは会津藩の家老だった西郷頼母(たのも)の屋敷を復元してあるが、もともとここにあったのではない。武家屋敷
は若松城の周辺に固まっていて、頼母の屋敷もその中にあったらしいが、城の周辺は戊辰戦争で焼けてしまったので、
松平家の墓所があるこの山麓に、焼け残っていた家屋を移築して復元したものと言われている。